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なめブログ

パンク/ハードコア/ロックをはじめとする音楽のほか映画などにも触れてゆくナメの実験室

ミュージック・マガジン 2024年3月号

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2月20日(火)発売


●書評
★『酩酊と幻惑ロック~ドゥームメタル・ストーナーロック・スラッジコア・ディスクガイド 1965-2022』


●アルバム・ピックアップ
★ザ・クロマニヨンズ『HEY! WONDER』
頭脳警察『東京オオカミ』


●輸入盤紹介
Pussy Gillette
★Pussy Gillette『Permanent Trash』(Bad Rope Records  0016)LP


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レコード・コレクターズ 2024年3月号

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●【特集】 ザ・ポーグス〜シェイン・マガウアン
“シェイン・マガウアン関連重要音源紹介”を担当させてもらいました。


●リイシュー・アルバム・ガイド
★ダスター『リモート・エコーズ』
★メディスン・ヘッド『ダーク・サイド・オブ・ザ・ムーン』

Where Were You -Independent Music From Leeds
★V.A.『Where Were You -Independent Music From Leeds 1978-1989』(Cherry Red CRCDBOX149)3CD box

RARE SOUNDS FROM THE ORIGINAL BLACK BRITISH UNDERGROUND 1967 -1975 Windrush Rockers
★V.A.『RARE SOUNDS FROM THE ORIGINAL BLACK BRITISH UNDERGROUND 1967 -1975 Windrush Rockers』(Rubble RUB3CDBOX21)3CD box


BURRN! 2024年3月号

BURRN! 2024年3月号


NAPALM DEATH
昨年12月13日の東京公演のライヴ・リポートを書かせてもらいました。


うすらび『レッドルーム』[UsuraBi『once in a red room』]

うすらび


東京拠点のトリオ・バンドが、
昨年8月に東京・八丁堀の七針でライヴ・レコーディングした音源が元のCD。
研ぎ澄まされたサイケデリック感覚にゆっくりと覚醒させられる約59分11曲入りだ。

うすらびは、
ALCHEMY RecordsからのアルバムもあるDOODLESで活動してきた利光暁子(vo、g)が中心で、
他のメンバーは川口雅巳(b)と諸橋茂樹(ds)。
川口は川口雅巳ニューロックシンジケートなどではヴォーカル/ギターで、
HARDY ROCKSなどでもギターを弾き、
哀秘謡でもベーシストを務めていた。
諸橋も魔術の庭などで多彩な活動を展開している。
DOODLESは本作のリリース元である川口のレーベルからCD-R作品を発表したことがあり、
川口と諸橋は90年代からBROOM DUSTERSでのバンド・メイトでもある。


実際のライヴ自体もそうだったのだろうが、
いわゆるオリジナル・アルバムのような展開の構成で、
高まっていく流れがまず素晴らしい。
バンド内のケミストリーも最高で、
3人がしっかり丁寧に音で交感している様子が見えてくるほどだ。

基本的にはヴォーカルを軸にした歌もののバンド・スタイルともいえるが、
インプロヴィゼイションを含めたような曲も中盤に披露。
緩急織り交ぜた多彩なソングライティングも光り、
誤解を恐れずに言えばキャッチーな曲も多く、
半数近くを占めるアップテンポの曲は“ロックンロール”に聞こえるほど躍動している。
ベースはどの曲もささやかに音でよく歌ってる。
ドラムは曲によってボサ・ノヴァっぽいリズムを絡めたりしてよく“転がり”、
アルバム全体の“快走感”に一役買っている。
ギターはデリケイトに鳴り、
ギター・ソロは“これぞエレクトリック・ギター!”と叫びたくなるほどクールに切り込んでくる。

きゃしゃな声だが、
はかなげなようで強い響きのヴォーカルも耳に残る。
外来語すらほとんど使わずやわらかい日本語の語感を活かしたやさしい癒しすら感じる歌声で、
諦観を超えた深い肯定性をたたえる歌詞が静かに息をしている。
はつらつとした終盤2曲は特に胸がすく。

バンド名の由来は知らないが、
まさに“薄ら日”。
だが、まぶしい。

ギターが1本に聞こえず、
CDならではの鮮烈な響きを活かした立体的な音像の仕上がりも素晴らしい。
繊細だがダイナミクスも抜群だから
ライヴが観たくなる。
ジャケットなどもたいへんていねいな作りで、
まさにパッケージ全体が表現の佳作だ。
オススメ。


★うすらび『レッドルーム』(Purifiva PCD-04)CD
四つ折り歌詞カード封入の二つ折り紙ジャケット仕様の約59分11曲入り。
バーコードが印刷されてない点も特筆したい。


ミュージック・マガジン 2024年2月号

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●アルバム・ピックアップ
★Zaine Griff『A Double Life』


●輸入盤紹介
水晶の舟
水晶の舟『The wind is spring - There is a rainbow in the sky - Love is hiding in the waves』(An'archives / An'31)LP


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プロフィール

行川和彦

Author:行川和彦
                                             Hard as a Rockを座右の銘とする、
音楽文士&パンクの弁護人。

『パンク・ロック/ハードコア・ディスク・ガイド 1975-2003』(2004年~監修本)、
『パンク・ロック/ハードコア史』(2007年)、
『パンク・ロック/ハードコアの名盤100』(2010年)<以上リットーミュージック刊>、
『メタルとパンクの相関関係』(2020年~BURRN!の奥野高久編集部員との“共著”)<シンコーミュージック刊>
を発表。

ミュージック・マガジン、レコード・コレクターズ、CDジャーナル、ギター・マガジン、ヘドバンなどで執筆中。

https://twitter.com/VISIONoDISORDER
https://www.facebook.com/namekawa.kazuhiko
                                

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