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なめブログ

パンク/ハードコア/ロックをはじめとする音楽のほか映画などにも触れてゆくナメの実験室

Lou Reed『Dusseldorf 2000』

Lou Reed『Dusseldorf 2000』


アルバム『Ecstasy』ツアー中のライヴの一つである2000年4月のドイツ公演を
計136分21曲収録した2枚組CD。
これまたメジャーな流通で売られているから違法リリースではないと判断して紹介する。

『Ecstasy』のメイン・メンバー3人とのステージで、
静かなパートを程良いバランスで設けつつ、
『Set the Twilight Reeling』ツアーの路線をさらに深化させたロックンロール・ライヴ。
悪かろうはずがない。
ややこぢんまりした音の仕上がりでミックスやマスタリング次第でもっとイケる作りになると思うが、
FM放送用のレコーディングだから音質良好。
うっとおしいDJの声はもちろん無しだ

ルー・リードのアルバムだとオリジナル・ソロ作としては最後になった次作『Raven』も良いが、
僕に言わせればツアーだとこの時期がルーのピーク。
彼(女)が素敵なアーティストであることは認めるも、
このツアーの後のルーのライヴ(『Berlin』再現ライヴや『Raven』のツアー等)で
ステージを共にしたアントニー・ヘガティ(アノーニ)が一緒だと“ロック”でなくなるから。


コンスタントにアルバムを発表してきた人だけに持ち曲がたくさんだ。
自分以外目当ての観客も多いフェス等のライヴだとグレイテスト・ヒッツな選曲だが、
観客が喜ぶ曲をやる“ポップ・スター”ではなく攻めの人だから、
単独公演でのルーは他のアーティスト以上にその時々の最新作の曲の大半をセットリストに入れた。
新作プロモーションの現実的な目的があるにしろ、
多数の有名曲を外してまで新曲を盛り込んだことに最新作が常に最高傑作という自負がうかがえる。

このCDは特に当時の新作『Ecstasy』の曲の比率が高い。
「Paranoia Key of E」「Modern Dance」「Ecstasy」「Future Farmers Of America」
「Turning Time Around」「Rock Minuet」「Mystic Child」「Mad」「Tatters」という具合に、
そこに収めた全14曲中9曲もやっている。

他の曲も例によってファンに媚びずにコアなファンのツボを突く。
『New Sensations』収録のROLLING STONESちっくな「Turn To Me」、
VELVET UNDERGROUND時代からの“好敵手”と組んだ『Song For Drella』の「Smalltown」、
『New York』の「Romeo Had Juliette」「Dime Store Mystery」、
『Set The Twilight Reeling』の「Riptide」「Set The Twilight Reeling」「Egg Cream」、
『Legendary Hearts』の「The Last Shot」、
『The Blue Mask』の「The Blue Mask」。
いぶし銀の強力ナンバーを揃えている。
2003年発表の『Raven」で録る「Who Am I」を早くも披露しているところもポイントだ。

VELVET UNDERGROUND時代の曲はこのCDでも「Sweet Jane」のみで、
90年代半ばから2000年代初頭までのライヴは
ソロ・アルバムの曲でセットリストを固めていたことがわかる。
オリジナル・アルバムでルーがギターをあまり弾いてない70年代の曲もこれまた「Vicious」のみだ。

多彩な曲が収められ、
鈍く光る音ルーのエレクトリック・ギターはギンギンなだけでなくストイックだ。
少ない音数でマキシマムな音を鳴らさんとするかのように贅肉を“殺ぎ”落している。
研ぎ澄まされたデリケイトな響きで、
色っぽく身をよじる至福の官能ギターを増幅しながら放射。
おのれの中から確かなる“精”をたぐり寄せて軋む“ノイズ”をコントロールしながら、
艶めかしく脈打ってゆっくりと乱舞するギターはサイケデリックな表情を浮かべ、
空間をやさしく包容している。

離れた時期を含むも80年代初頭からルーを支えたフェルナンド・ソーンダース(b他)も、
マイク・ラスク(g)とトニー"サンダー"スミス(ds)も、
楽器でよく歌ってルーを盛り立てて言うこと無しだ。

特に後半の流れは筆舌に尽くし難い。
私的生涯ベスト・ライヴ・トップ10に挙げられる同時期の赤坂ブリッツでの東京公演が蘇る。

野心とまでは言わないが、
より高く、より深く、より遠く、もっと、もっと・・・・なんてことを考えてみた。
またがんばれる。
まだまだがんばれる。
そう思わせてくれるCDだ。


★Lou Reed『Dusseldorf 2000』(LIFE FIELD MEDIA LFM2CD629)2CD


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Lou Reed『Live In Argentina』

Lou Reed『Live In Argentina』


1996年のブエノスアイレスでのライヴ。
ルー・リードの当時の最新作『Set the Twilight Reeling』に伴うツアーの中の一つで、
メジャーな流通で売られているから違法リリースではないと判断して紹介する。

ラジオでオン・エアした音源が使われているようだ。
ときおりDJらしき男性の無神経なノリノリの“掛け声”がどの曲にも一瞬入る、しかも演奏中に。
RAMONESの同種のライヴCDでも出くわした同じDJかもしれない。
エゴ丸出しの論外の存在だが、
このCDではどの部分でも一瞬だけだからノイズとして聞き流すことも可能だ。
曲のデータのつなげ方の単純なミスと思しき曲間で一瞬音が消える“不備”も気になる。
ジャケットは薄い紙一枚だ。

でも音質は90年代のブートレッグのような感じで問題無し。
各パートがよく聞こえるし、
特に中低音がよく出ていてヘヴィな音のバランスが理想的である。

何よりパフォーマンス自体が素晴らしい。
ルーがピークに昇りつめる直前の時期。
悪かろうはずはない。
ルー・リードが詩人以前にロックンローラーであり強靭なギタリストもあることを再認識して震え、
2階最前列の指定席で前のめりになって観た同年9月の日本ツアーの時のステージが蘇る。

実際のライヴではもっと曲をやっていて、
物理的に収録制限時間がある1枚のCDにまとめるべく披露した曲の中から抜粋編集したと思われ、
ハードなギターが際立つメリハリ十分の曲を中心にした感じだ。
セットリストでその時々のライヴの方向性が見え隠れするルー・リードだが、
このCDの選曲も偏っていてファンに媚びることはない。
言わずもがな、その時々のおのれを放射することが誠実な表現者であることをわかっていた。

僕が観たこのツアーの東京公演がどうだったかは思い出せないが、
このCDでVELVET UNDERGROUND時代に発表した曲は「Sweet Jane」のみ。
しかもクライマックスではなく2曲目に入っている。
一方で『Magic And Loss』の「Dorita - The Spirit」がオープニング・ナンバーというところに、
インプロヴィゼイションのニュアンスを含むエレクトリック・ギターでも魅了した90年代のルーのライヴが
集約されてもいる。

『Set the Twilight Reeling』の曲はやっぱり多めで、
「NYC Man」「Set the Twilight Reeling」「Hang On to Your Emotions」「Egg Cream」「Riptide」。
ボ・ディドリー・ビートが踊るルー史上最もポップな曲の「I Love You Suzanne」では、
同時期の東京公演でその曲の魅力に初めて気づいたことを思い出す。
このCDは「I Love You Suzanne」に加えて、
ルーの長い歴史の中でも埋もれがちな1984年の『New Sensations』の収録曲が、
「New Sensations」と「Doin' the Things That We Want To」の計3曲入っているのも高得点だ。

人気作『New York』からは「Dirty BLVD.」と「Strawman」、
デイヴィッド・ボウイミック・ロンソンのプロデュース作『Transformer』の「Vicious」もやり、
ロックなエレクトリック・ギターに比重を置いた選曲だ。

ルーのエレクトリック・ギターがギンギンでリズム隊のヘヴィな音も、
ストロング・スタイルで喉を震わせるヴォーカルも最高。
小細工を必要としない“本物”だけが持ち得る凄味。
ルーに惚れ直す。


★Lou Reed『Live In Argentina』(LASER MEDIA LM 4057)CD
77分13曲入り


SONS OF APOLLO『MMXX』(リミテッド・エディション)

SONS OF APOLLO『MMXX』


DREAM THEATERのオリジナル・メンバーとして知られるマイク・ポートノイ(ds)、
MR. BIGのビリー・シーン(b)、
2008年の『Chinese Democracy』の前後から15年近く
GUNS N' ROSESで弾いていたロン・"バンブルフット"・サール(g)、
90年代後半にDREAM THEATERのメンバーだったデレク・シェリニアン(kbd)、
イングヴェイ・マルムスティーンの初期ソロ2作(1984、1985年)の頃のバンドへの参加で
本格的なキャリアをスタートさせたジェフ・スコット・ソート(vo)、
によるバンドの2年3ヶ月ぶりのオリジナル・セカンド・アルバム。

これがまた最近“まさか”のへヴィ・ローテーションである。
考えすぎで無味無臭の表現が最近どんどんダメになってきているだけに、
このダイナミズムはキモチとカラダのド真ん中にクるのだ。


BOSTONみたいなバンドに70年代からよく使われていたジャンル名だが、
これぞ“プログレ・ハード”!と呼びたいサウンドだ。
ピアノ独演やギター・アルペジオなどの叙情的な“静”とパワフルな“動”、
大半のパートの“緩”と時にツー・ビートで飛ばす“急”を、
鮮やかに司った楽曲クオリティが素晴らしい。
ラスト・ナンバーもトータル・タイム16分という長さをまったく感じさせず、
どの曲も小難しくなくフック十分なのだ。
80年代のMETALLICAも思い出すメタリックなリフを弾き出しつつ
ギターもけっこうハード・ロックのニュアンスである。

無機的なメタルというより人間味あふれるハード・ロック聞こえるのは、
リズム隊の音の響きによるところも大きい。

特にドラムの鳴りがたまらない。
スネアもキックも70年代のロックみたいな味わいの音の抜け方だ。
押すだけでなく“引き”の演奏で、
叩くタイミングがあまりにも絶妙!と言うほかない。
もちろん程良く手数は多いが、
テクニシャンだからこそシンプルなのだ。
ポートノイとWINERY DOGSでも活動を共にしているビリー・シーンのベースも同様で、
やっぱり“能ある鷹は爪を隠す”である。
二人ともナチュラルなリズムの滑らかな演奏と滑らかな音で気持ちよすぎて、
性的な意味でのテクニシャンに通じると思うほどだ。


歌詞も実にいい感じである。
いわゆるメッセージ・ソングではないかもしれないが、
説教臭くなくて普遍的にリアリティがあってすんなり心に入ってくる。


“リミテッド・エディション”には全8曲のインスト・ヴァージョンと
全8曲のアカペラ(ヴォーカル・パート抜粋編集)・ヴァージョンが入ったCDも付く。
これがまた単なるオマケで終わらないブツだ。
インストの方はやっぱり楽器の音だけだとスッキリしていて、
スリリングな曲なのに聴くとますますリラックスできる響きである。
“アカペラ”の方はさらに興味深く、
単なる上手いシンガーではない表現者の生々しい声の魅力が響いてくるのだ。


静かの海の『静かの海』が今の日本のプログレのベスト!だとしたら、
本作は今のアメリカン・プログレのベスト!と言い切りたい。
オススメ。


★サンズ・オブ・アポロ『MMXX(リミテッド・エディション)』(ソニー・ミュージックエンタテインメント SICP 31344~5)Blu-spec CD2[一般のCDプレイヤー等で再生可能]
ディスク1が59分弱の本編8曲入り、
ディスク2が79分弱のインスト+アカペラの計16トラック入り。
36ページのブックレットが綴じ込まれたハード・カヴァーの二つ折りデジパック仕様で、
日本盤は歌詞の和訳付。


静かの海 at 東京Zher the ZOO YOYOGI 2月2日

静かの海


70年代後半から80年代初頭にかけてプログレッヴ・ロック・バンドの新●月で活動を共にした
花本彰(kbd)と北山真(vo他)によるユニットの静かの海が、
デビュー作『静かの海』の発売記念ライヴを行なった。
アルバム参加ミュージシャンの中から選抜された、
津田治彦(g/新●月、新●月Project)、村上常博(g/月兎)、
荻原和音(kbd、フリューゲルホルン/新●月Project)、石畠弘(b/新●月Project)、
谷本朋翼(ds/STELLA LEE JONES, taika, Muff, SeRafiL, 新●月Project)とのステージだ。

“オープニング・アクト”が2組登場。
まず北山と高津昌之(vo、g)の牛浜ブラザースがEVERLY BROTHERSなどのカヴァーを披露。
休憩挟まずに花本を含む3人がそのまま加わって一日だけの再編セレナーデのプレイが始まり、
MOODY BLUESの「Nights In White Satin(放題:サテンの夜)」の
カヴァーでスタートしたことが象徴するように
“どプログレ”だった。
共に静かの海の音楽性の源泉をそっとほのめかしたかの如き粋な“前座”である。


あまりインターバルを空けることなくスムーズに静かの海のプレイが始まったが、
『静かの海』の曲をCDどおりの曲順で“再現”するライヴと僕は勝手に思っていた。
それほどアルバムの曲順はパーフェクトで他のパターンの曲順はありえないと思っていたからだ。
でもいい意味で期待が裏切られた。
静かの海のライヴは“再現”ではなく何が飛び出すかわからないスリリングな流れで、
アルバムのアレンジを尊重しつつレコーディングした曲をそのままなぞりもしなかった。
イスに座って観るのが似合う曲だから
ライヴというよりコンサートという言葉がふさわしい音楽とも言えるが、
現在進行形の“~ing”で“生きている”まさにライヴ。
プログレを超える確かなロックを感じた。


マーチング・ドラム風のオープニングの静かな曲「テピラの里」で幕を開ける。
『静かの海』の構成をLPになぞらえればB面の1曲目にあたる曲で始めたところが心憎い。
続いて対照的に躍動する曲の「5人の天使」で、
テレビのドキュメンタリー番組『映像の世紀』のテーマ曲を思わせる勇壮なメロディと
ニューウェイヴ・テイストの疾走感がライヴでもたまらなかった。
3曲目は「マリア」。
MCが象徴するアットホームな雰囲気の核でステージ全体をプロデュースしていた花本によれば
かなり昔に作った曲でクラシカルなイントロに導かれるナンバーである。

前後の曲との“落差”で持っていく調子のセットリストで4曲目は、
『静かの海』だと最初のクライマックスのように用意されている「銀の船」だ。
元De-LAX(もちろんALLERGYの宙也がヴォーカルだったあのバンド)の京極輝男が
アルバムのレコーディングではドラムを叩いている曲で、
彼のパワー・ドラムも意識して作られたというのもうなずける躍動感にあふれ、
アルバムではリード・ギター・ソロは弾いてなかった村上が
エネルギッシュに麗しいソロ・プレイで痺れさせた。
花本がシングルにしたいほどの曲と言うのも納得で、
アルバムだと6分強だからシングル・エディションのヴァージョンも聴いてみたくなる名曲だ。

アルバムではオープニングを飾るキャバレー・ミュージック風のワルツの「調べ」が続き、
花本がチューリップの「魔法の黄色い靴」を聴いてコードが複雑な作曲を試みたと言っていた
新●月の「島へ帰ろう」もプレイ。
さらにヴォーカルとキーボードだけで「君と」、
もともと北山の実質的なソロ・アルバムで発表されていた曲「手段」、
そしてフリューゲルホルンも入った「光るさざなみ」で本編が終了した。


ボブ・ディランの「Like A Rolling Stone」は今でも歌えるけど、
(『静かの歌』の曲は)スイマセン、覚えられません」とのことで、
終盤までは歌詞を見ながら歌うシーンが大半を占めた北山。
だが“歌詞本”を広げて両手に持ってスタンディング・マイクを抱擁するように囲んで歌う姿は、
北山が本作の曲を称する言葉の“歌曲”を歌うのにふさわしかった。
北山の“正装”も北原白秋か山田耕筰かといった風情で、
明治~大正~昭和初期の香りもイメージしたからだ。

たおやかな北山のヴォーカルは、はかなげでもある。
だが、はかないものほど実は力強い。
ステージでの北山の佇まいと同じく凛々しい。
そして『静かの海』の作詞のテーマの“消えゆく言葉たち”が、
北山も歌声によって“再生”されていく時間を僕は体験した。
ときおりタンバリンを手にしてここぞという時の“キメ”のアクションで魅了する北山は、
パフォーマーとしてもさすが見事であった。


アルバム発売記念ライヴにもかかわらず『静かの海』から「地図帳」だけやらなかったが、
新●月の「島へ帰ろう」と「せめて今宵は」(アンコール)はやった。
70年代末の新●月からの連続性とその頃の曲との融和性を、
さりげなく示しているかのようなセットリストでもあった。


トータル75分弱、
久々に晴れやかな気持ちになって僕は会場を後にした。
デビュー作を出したばかりで気が早いが、
満員の観客の前で早々と制作を宣言したセカンドも楽しみに待ちたい。


そこに鳴る『ゼロ』

そこに鳴る『ゼロ』


ギタリストの男性とベーシストの女性のツイン・ヴォーカル体制で、
2011年夏に大阪にて結成されたバンドによる『METALIN』以来の6曲入りの新録CD。
現在正式メンバーは二人だけでドラマーはヘルパーだ。


レーベルの資料によれば、
“メンバーが14歳の時に聴いた凜として時雨と9mm Parabellum Bulletの音源の衝撃を、
現在の自らの作品で、
当時の純粋な音楽に対する感情を持った自らに衝撃を与えるべく
初期衝動のみを追求した作品に仕上げる事を目標とした”とのこと。
なるほどだが、その2バンドよりも断然好きだ。

メタリックな音が目立ってテクニカルな演奏も随所で聴かせ、
ところによってKILLSWITCH ENGAGEDRAGONFORCEDREAM THEATERすら思い出すが、
けっこうヘヴィな音でありながらやはりシューゲイザーにニアミスしている空気感がポイント。
流麗でもメタルとは一味違うギター・ソロも自然な形で挿入され、
ドラムはヘルパーとは思えぬほどパワフルでブラスト・ビートも飛び出す。

メロディは切ないが、
どの曲も一ひねり二ひねりされていて凝った展開にもかかわらず一気にクライマックスまで持っていく。
アップ・テンポのパートが中心で疾走し、
キーボードやエレクトロニクスっぽい音も聞こえてきて、
あくまでもポップ。
と同時にキャッチーでありながらダークで、
ジャケットのイメージのサウンドだ。

“J-POP ロック”ほど歌を前面に出してなくて楽器と拮抗している。
中性的な男声が歌うパートが多く、
女性ヴォーカルと合唱するパートも目立つが、
どちらも繊細な歌声をまっすぐ放っている。
歌詞は“Special Thanks:生きとし生けるもの”というクレジットが象徴する内容で、
音楽の中にいる自分たちも対象化して歌にしている。

テンポがいいし、
曲も歌詞も練られているにもかかわらず考えすぎずに意外と肉体派でもある。
だから音像が突き抜けていて胸をすくのだ。
6曲でも聴き応え十分。
全体の流れも含めてアルバムと言っていいほど一つの作品として完成しているCDだ。


★そこに鳴る『ゼロ』
8ページのブックレット封入の約22分6曲入り。


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プロフィール

行川和彦

Author:行川和彦
                                             Hard as a Rockを座右の銘とする、
音楽文士&パンクの弁護人。

『パンク・ロック/ハードコア・ディスク・ガイド 1975-2003』(2004年~監修本)
『パンク・ロック/ハードコア史』(2007年)
『パンク・ロック/ハードコアの名盤100』(2010年)
を発表<いずれもリットーミュージック刊>。

ミュージック・マガジン、レコード・コレクターズ、CDジャーナル、ギター・マガジン、ヘドバンなどで執筆中。

https://twitter.com/VISIONoDISORDER
https://www.facebook.com/namekawa.kazuhiko
                                

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