CD『ジャームス 狂気の秘密(原題:What We Do Is Secret)』(同名映画のサントラ盤)
2009-11-06

12月5日(土)から日本でも公開されるGERMSの映画『ジャームス 狂気の秘密』のサントラ盤。
ライナーを書かせてもらいました。
GERMSは70年代後半のLAパンクを代表し、
80年代初頭のLAハードコア・シーンともつながっていたバンド。
GERMSと当時のシーンに関してもこちらに書いています。
CD『ジャームス 狂気の秘密』に収録されているアーティストは以下のとおりです。
GERMSが影響を受けたデイヴィッド・ボウイとALICE COOPER、
同時代のカリフォルニア・パンク勢のAVENGERS、BAGS、WEIRDOS、X、SCREAMERS[これはSCREAMERSのポール・ロースラー(kbd)が加わったMAE-SHIによる新録音]、
そして映画から生まれた“新生GERMS”。
GERMSの6曲のヴォーカルは映画のダービー・クラッシュ役のシェーン・ウエストで、
当時のメンバーのパット・スミア(g)が5曲、
ロナ・ドゥーム(b)とドン・ボールズ(ds)が3曲で演奏しています。
色々と細かいところを意識して作ったようで、
たとえばライナーの補足をさせていただくと、
「Forming」は演奏のアレンジがオリジナル・ヴァージョンでミックスが当時再録音した「Forming 2」の方。
裏ジャケットはGERMSの唯一のアルバム『(GI)』(79年)へのオマージュです。
好編集と好マスタリングのため録音時期が別々でも違和感のない流れで、
もちろん聴いていると映画の場面場面が蘇ってくる仕上がり。
『ジャームス 狂気の秘密』の映画自体に関しては近日中にあらためて書きます。
●サウンドトラック『ジャームス 狂気の秘密』(キング KICP1424)CD
GERMSの6曲の歌詞と和訳付。
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