スクリーントーンズ『孤独のグルメ シーズン3 オリジナルサウンドトラック』
2014-01-22

テレビ東京系列のドラマ『孤独のグルメ』のオリジナルサウンドトラック第3弾。
今回も漫画『孤独のグルメ』の原作者でもある久住昌之が率いるバンドの
スクリーントーンズ(The SCREENTONES)の面々らによる作曲と演奏だ。
SCREENTONESのメンバーは、
久住昌之(acoustic guitar,ukulele,blues harp and vocal)、
フクムラサトシ(soprano sax,tenor sax,recorder,whisle,voice)、
河野文彦(acoustic guitar,electric guitar,ukulele,voice and programming)、
Shake(synthesizers,voice and programming)、
栗木健(percussions,noises,voice,sampling and programming)、
戸田高弘(electric guitar,electric bass,voice,programming and engneering)。
えりんぬ(piano)と吉田のりお(electric bass)とcossami(vocals)がゲスト参加している。
SCREENTONESのメンバー全員で演奏した曲は全36曲2曲のみで、
数人での演奏や独演がほとんどのシンプルなサウンドが楽しめる。
サントラだからアクは強くないが、
どこかで聴いたことがあるような中にピリリとスパイスが効いた応用力が魅力だろう。
インスト主体ながら今回は歌ものも含み、
ポピュラー・ミュージックのバイキングや幕の内弁当や日替わり定食の趣。
アコースティックな楽器が中心ながら曲によっては打ち込みも使い、
国外各地の民謡、ジャズ、レゲエ、サーフ・ロックなどなどが調和し、
無国籍というより多国籍な音楽である。
といってもいわゆる洋食屋さんのメニューみたいに日本の侘び寂びが効いとる。
“孤独”がキーワードだから哀愁を漂わせつつ優雅かつ意外と上品であり、
簡潔な曲がテンポよく続いてCD全体がリズミカルに仕上がっているから快活なのだ。
ぼくは『孤独のグルメ』のドラマを見てないが、
ジャケット内部の写真等では東京都内の店のお他に、
神奈川県横浜市日ノ出町、静岡県賀茂郡河津町、新潟県十日町市のお店も登場。
予算が二千円以内の庶民のちょっとした贅沢の外食みたいな音楽である。
人気の秘密がわかるし食欲がわいてくるし、
食べることのしあわせが音楽になっている美味しい一枚。
★スクリーントーンズ『孤独のグルメ シーズン3 オリジナルサウンドトラック』(地底 B57F)CD
番組の場面シーンと思しき写真と“ふきだし”がちりばめられたデザインの四つ折りジャケットが
ブラケースに収まったパッケージで、
JASRACによる著作権管理に対して疑問をもつ久住の楽曲使用に関するコメント・シートも封入されている。
約57分36曲入り。
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