なめブログ

パンク/ハードコア/ロックをはじめとする音楽のほか映画などにも触れてゆくナメの実験室

JOINT D≠『Satan Is Real Again, Again, Or: Feeling Good About Feeling Good About Bad Thoughts』

JOINT D


BRAIN F≠でギター/ヴォーカルを務めるニック・グッドがフロントに立つ
米国東南部ノースカロライナのハードコア・パンク・ロック・トリオの、
『Strike Gently』(2012年)に続くセカンド・アルバム。

9曲入りながらトータル20分程度で
45回転のレコードだから正確には12”EPと呼ぶべき作品なのかもしれないが、
んなこたあどうでもいい濃密仕上がりである。
雪崩打つ音ながらシャープな切れ味良し。
中低音もオギョーギ悪く暴れ走っとる。
ヴォーカルもわざとらしくない発声で手垢にまみれぬ自分自身の言葉を連発してイカレた心象を吐き放つ。

MINOR THREATの流れの高速系スラッシュ・パンクとは一味違い、
タメの効いたリズムだからパンク・ロックとして音がハジけている。
ヴォーカルのツッコミ方もEXPLOITEDの方に近いぐらいだ。
ツボを心得た曲作りと音作りもナイス!なんである。
石頭のガチガチ・リズムじゃなくて小回りの効いたドラムもセンスも良し良しだ。
燃える体内エンジンが焼け焦げた硝煙の響きである。

曲目クレジットの数字表記が“1~9”の代わりに、
“壱、煮、参、市、期、碌、質、甌(ただしこれだけは実際の読みが<オウ>)、急”になっているのもオチャメ。

たとえ斬新じゃなかろうが
まさに現在進行形の転がり具合である。
これまたオススメ。


★JOINT D≠『Satan Is Real Again』(SORRY STATE SSR-58)LP+DLクーポン
歌詞とコラージュでデザインされたインナーバッグ(レコード内袋)封入。


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行川和彦

Author:行川和彦
                                             Hard as a Rockを座右の銘とする、
音楽文士&パンクの弁護人。

『パンク・ロック/ハードコア・ディスク・ガイド 1975-2003』(2004年~監修本)
『パンク・ロック/ハードコア史』(2007年)
『パンク・ロック/ハードコアの名盤100』(2010年)
を発表<いずれもリットーミュージック刊>。

ミュージック・マガジン、レコード・コレクターズ、CDジャーナル、プレイヤー、ギター・マガジン、ベース・マガジン、クロスビート、EL ZINEなどで執筆中。
                                

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