なめブログ

パンク/ハードコア/ロックをはじめとする音楽のほか映画などにも触れてゆくナメの実験室

HEAVY TIGER『Saigon Kiss』

heavy tiger saigon kiss


スウェーデンの女性“ポップ・ハード・ロックンロール・トリオ”のファースト・アルバム。
IRON MAIDEN加入前にエイドリアン・スミスがやっていたURCHINの編集盤や
The OATHのデビュー・シングルも出している、
ドイツのHIGH ROLLER Recordsからのリリースだ。

グラム・テイストのロックンロール+パワー・ポップが基本。
“つなぎ”のファッションも含めて(シンガーのシェリー・カーリー抜きの)RUNAWAYS
あるいはもっとさかのぼってスージー・クアトロ
あともちろんNEW YORK DOLLS、
さらにアンドリューW.K.に通じるポップ・ロックンロール・フィーリングも楽しく息をしている。
地元では元HELLACOPTERSの面々とも接触。
IMPERIAL STATE ELECTRICのサポート・アクトを務めているし、
元BACKYARD BABIESのドレゲンともよく対バンしてかわいがってもらっているようで、
そういう“先輩たち”に通じるストックホルム風のパンク/ハード・ロックンロール感覚も放っている。

でもいい意味でぎこちなくて似てない。
女性ならではのリズム感のビートのゴツさと、
女性ならではの弦楽器隊の音色の艶っぽさが、
聴けば聴くほどカラダに馴染んでくる。
まったりしている。
だがそこがまたイイ。

歌メインの曲作りでコーラス・ワークもバッチリだ。
歌詞は英語でラヴソング中心だが、
シンプルにロックする意思をたたえる「I’m Alive」や意味深な「Girls Got Balls」など、
なかなかたのもしい一枚。


★HEAVY TIGER『Saigon Kiss』(HIGH ROLLER HRR 352 CD)CD
8ページのブックレットが封入されたデジパック仕様の約27分9曲入り。


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行川和彦

Author:行川和彦
                                             Hard as a Rockを座右の銘とする、
音楽文士&パンクの弁護人。

『パンク・ロック/ハードコア・ディスク・ガイド 1975-2003』(2004年~監修本)
『パンク・ロック/ハードコア史』(2007年)
『パンク・ロック/ハードコアの名盤100』(2010年)
を発表<いずれもリットーミュージック刊>。

ミュージック・マガジン、レコード・コレクターズ、CDジャーナル、プレイヤー、ギター・マガジン、ベース・マガジン、クロスビート、EL ZINEなどで執筆中。
                                

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