なめブログ

パンク/ハードコア/ロックをはじめとする音楽のほか映画などにも触れてゆくナメの実験室

ANTEMASQUE『Antemasque』

ANTEMASQUE DYMC-232


AT THE DRIVE-INMARS VOLTAに続き、
オマー・ロドリゲス・ロペス(g、プロデュース)とセドリック・ビクスラー・サヴァラ(vo)が
今年の頭に三たび手を組んだバンドのファースト・アルバム。
ドラマーはMARS VOLTAにも一時参加していたデイヴ・エリッチで、
このレコーディングではRED HOT CHILI PEPPERSのフリーが全面的にベースを弾いている。

AT THE DRIVE-INのポスト・パンク/ポスト・ハードコア・サウンドに
MARS VOLTAのソウル・グルーヴがフレンドされたような作品だ。
熱く繊細な歌心たっぷりの艶っぽいヴォーカルが前面に出ており、
歯切れのいい音とコンパクトにまとまった曲がパーカッシヴに凝縮されている。
キャッチーとすら言えるほどポピュラリティが高い明快なアルバムだが、
音を噛むたびに味が出る深い作りなのは言うまでもない。

なんたって元気がイイ。
LED ZEPPELINがUSハードコアのエキスで贅肉を削ぎ落とされたような“ハード・ロック”にも聞こえる
ダイナミズムも十分だ。
“なんだかんだ言っても、みんなこういうのを待ってたんだろ?”ってな
オマー&セドリックのゴキゲンなトークが聞こえてきそうな混迷無き一枚。


★アンテマスク『アンテマスク』(デイメア・レコーディングス DYMC-232)CD
8ページのオリジナル・ブックレット封入のデジパック仕様。
日本盤は1曲追加の約37分11曲入りで本編の歌詞の和訳付だ。


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行川和彦

Author:行川和彦
                                             Hard as a Rockを座右の銘とする、
音楽文士&パンクの弁護人。

『パンク・ロック/ハードコア・ディスク・ガイド 1975-2003』(2004年~監修本)
『パンク・ロック/ハードコア史』(2007年)
『パンク・ロック/ハードコアの名盤100』(2010年)
を発表<いずれもリットーミュージック刊>。

ミュージック・マガジン、レコード・コレクターズ、CDジャーナル、プレイヤー、ギター・マガジン、ベース・マガジン、クロスビート、EL ZINEなどで執筆中。
                                

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