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パンク/ハードコア/ロックをはじめとする音楽のほか映画などにも触れてゆくナメの実験室

NAPALM DEATH『Apex Predator – Easy Meat』(その2)

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昨日発売された3年ぶりの15作目。

ライナーを書かせていただいたし本ブログでも既に紹介したから今ここで多くは語らないが、
現物で体感するとやはり格別だ。
プロデューサーは『Enemy Of The Music Business』(2000年)以来の付き合いのラス・ラッセルだが、
これまで以上に全パートが前に出た仕上がりになっており、
よりパーカッシヴなサウンドにヤられるしかない。

歌詞が左ページで生々しいコラージュ中心のその曲のイメージ・アートが右ページという基本レイアウトの、
40ページのブックレットも特筆したい。
オランダのハードコア・パンク・バンドであるGEPOPELのカヴァー以外のボーナス・トラックの歌詞も
日本盤のブックレットにはすべて載っているから、
通常盤のCDのブックレットより分厚くなっているようだが、
ブックレットが傷つかずに出し入れしやすいようにプラケースも通常のものより一回り分厚い。
手元に置いておきたい作りに
NAPALM DEATHや関係者の方々のアルバムに対する愛情とファンへの誠意が感じられる。

パッケージ・トータルで作品であり、
パッケージ・トータルでまさにグレイトな作品だ。


★ナパーム・デス『エイペックス・プレデター、イージー・ミート』(トゥルーパー・エンタテインメント QATE-10070)CD
日本盤はボーナス・トラック4曲追加の約51分18曲入りで本編の曲の歌詞の和訳付。


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行川和彦

Author:行川和彦
                                             Hard as a Rockを座右の銘とする、
音楽文士&パンクの弁護人。

『パンク・ロック/ハードコア・ディスク・ガイド 1975-2003』(2004年~監修本)、
『パンク・ロック/ハードコア史』(2007年)、
『パンク・ロック/ハードコアの名盤100』(2010年)<以上リットーミュージック刊>、
『メタルとパンクの相関関係』(2020年~BURRN!の奥野高久編集部員との“共著”)<シンコーミュージック刊>
を発表。

ミュージック・マガジン、レコード・コレクターズ、CDジャーナル、ギター・マガジン、ヘドバンなどで執筆中。

https://twitter.com/VISIONoDISORDER
https://www.facebook.com/namekawa.kazuhiko
                                

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