なめブログ

パンク/ハードコア/ロックをはじめとする音楽のほか映画などにも触れてゆくナメの実験室

LED ZEPPELIN『Houses Of The Holy』

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LED ZEPPELIN『(Ⅳ)』から約1年半後の73年の3月にリリースされた5作目。

『(Ⅱ)』や『(Ⅳ)』や『Presence』あたりの剛腕アルバムに比べると軽めかもしれないが、
いい感じで砕けてカラフルな姿をさらす中期LED ZEPPELINの前編である。
鍵盤楽器も活躍しておりトラッド&ファンキーなヴァラエティーに富み、
リアル・タイムで聴いた当時のファンの方が腰を抜かしたことが想像できる曲もいくつか。
80年代初頭のKING CRIMSONやTALKING HEADSの先を行っていたような曲もやっているし、
おちゃめな“レゲエ崩れソング”の「D'yer Mak'er」に至っては
ニール・ダイアモンドの曲「Red Red Wine」のUB40カヴァー・ヴァージョンを思い出すほどである。
けどオープニング・ナンバーの「The Song Remains the Same」をはじめとしてさらなる肯定性を帯び、
どの曲も生命賛歌に聞こえ、
全身で浴びていると生きていることを実感させるのだ。

ディスク2は全8曲の本編の曲のうち、
ラフ・ミックスなどで7曲りの制作途上状態をさらしている。
完成ヴァージョンの前の段階でヴォーカルやディスク1では聞こえる鍵盤楽器などが入ってないものなども含み、
「The Song Remains The Same」「Over The Hills And Far Away」「No Quarter」はインストだし、
大半がヴォーカル未完の状態に聞こえる。
というわけでこれまで出ている今回のリイシュー・シリーズの中では若干淡泊な聴き応えだが、
それもまたこのアルバムらしい。


★LED ZEPPELIN『Houses Of The Holy』(WARNER MUSIC 8122795827)2CD
少なくても↑のカタログ・ナンバーのCDは16ページのブックレット封入の三つ折り紙ジャケット仕様で“横帯”付き。


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行川和彦

Author:行川和彦
                                             Hard as a Rockを座右の銘とする、
音楽文士&パンクの弁護人。

『パンク・ロック/ハードコア・ディスク・ガイド 1975-2003』(2004年~監修本)
『パンク・ロック/ハードコア史』(2007年)
『パンク・ロック/ハードコアの名盤100』(2010年)
を発表<いずれもリットーミュージック刊>。

ミュージック・マガジン、レコード・コレクターズ、CDジャーナル、プレイヤー、ギター・マガジン、ベース・マガジン、クロスビート、EL ZINEなどで執筆中。
                                

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