なめブログ

パンク/ハードコア/ロックをはじめとする音楽のほか映画などにも触れてゆくナメの実験室

Johnny Thunders & the HEARTBREAKERS『L.A.M.F. Live At The Village Gate 1977』

Johnny Thunders the HEARTBREAKERS』


ジョニー・サンダース(g、vo)が率いたパンク・ロックンロール・バンドのHEARTBREAKERSが、
77年の8月18日と20日に地元ニューヨークで行なったライヴから13曲抜粋してまとめたCD。
未発表音源とのことだ。

良好とは言わないが、
ある程度のHEARTBREAKERSのファンの方なら問題無しの音質と言える。
膨張した音の爆裂で狭いライヴ・ハウスの中にいる気分にさせる。
サイケデリックとすら言えるトーンの素行不良のワガママなギターでぐいぐい押し、
灰野敬二がなぜジョニー・サンダースを好きかもわかるだろう。
これぞエレクトリック・ギター。
感電必至である。

パフォーマンス自体もまずまず。
HEARTBREAKERS名義のライヴ盤はけっこう出ているが、
唯一のオリジナル・アルバム『L.A.M.F.』のリリースを2カ月後に控えていた時期だけになかなか熱い。
与太者ヴォーカルも好調でフラフラしながらがんばって発声している。
ジェリー・ノーランの天才ドラミングが元気だから最後まで走れるのだ。

むろん『L.A.M.F.』の曲が中心だが、
デモを録音しておきながら『L.A.M.F.』から外した「Take A Chance With Me」や、
HEARTBREAKERSの原型の曲と言えるNEW YORK DOLLSの「Chatterbox」も披露。
カール・パーキンスの「Boppin The Blues」のカヴァーでは
ロバート・ゴードンがヴォーカルで参加し、
NEW YORK DOLLSのシルヴェイン・シルヴェインもギターを弾いている。

ファンの方は一聴の価値あり。


★Johnny Thunders & the HEARTBREAKERS『L.A.M.F. Live At The Village Gate 1977』(CLEOPATRA CLP2264)CD
二つ折りのカードボード風の紙ジャケット仕様で、
8ページのブックレット封入の約39分13曲入り。


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行川和彦

Author:行川和彦
                                             Hard as a Rockを座右の銘とする、
音楽文士&パンクの弁護人。

『パンク・ロック/ハードコア・ディスク・ガイド 1975-2003』(2004年~監修本)
『パンク・ロック/ハードコア史』(2007年)
『パンク・ロック/ハードコアの名盤100』(2010年)
を発表<いずれもリットーミュージック刊>。

ミュージック・マガジン、レコード・コレクターズ、CDジャーナル、プレイヤー、ギター・マガジン、ベース・マガジン、クロスビート、EL ZINEなどで執筆中。
                                

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