なめブログ

パンク/ハードコア/ロックをはじめとする音楽のほか映画などにも触れてゆくナメの実験室

VELVET UNDERGROUND『Real Good Time Together – Radio Broadcast』

VELVET UNDERGROUND『Real Good Time Together – Radio Broadcast』


ルー・リード(vo、g)、スターリング・モリソン(g他)、モーリン・タッカー(ds、vo他)、
ジョンケイル(b、ヴィオラ、vo他)のメンバーで再結集した
VELVET UNDERGROUNDの93年のライヴを15曲収録の約80分のCD。
FMオンエア用のレコーディングで、
権利関係はクリアーしていると思われる。

60年代の有名なアー写が表を飾る薄手の紙一枚ジャケットのパッケージが寂しいし、
合理化されたレイアウトの関係か
CD最後の曲の「White Light / White Heat」が「WL / WH」とクレジットされているのも悲しい。
同年6月のパリでのライヴを収めた正規ライヴ盤『Live MCMXCIII』の2枚組CDヴァージョンの
15曲目までと同じセットリストで、
収録制限時間の関係かそのCDの16曲目以降のセットリストの8曲が削除された曲目になっていて、
曲間も極力短縮した編集である。

そういった中途半端な体裁はともかく、
僕にとっては最高とは言いがたい出来だった『Live MCMXCIII』以上に、
こちらはパフォーマンスの体温が低い。

例によってルーとジョンの仲が悪くなって短期間の再編で終わったという話もあるし、
そういった二人の関係が一因になったステージ上の“交感”の影響なのかもしれないが、
ケミストリーが今一つ。
続かなかったのにも納得だ。
音質はそれほど悪くないし『Live MCMXCIII』以上にきちっとしたプレイだが、
ある程度のVELVET UNDERGROUNDマニア向けのCD。


★VELVET UNDERGROUND『Real Good Time Together – Radio Broadcast』(LASER MEDIA LM 4020)CD


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行川和彦

Author:行川和彦
                                             Hard as a Rockを座右の銘とする、
音楽文士&パンクの弁護人。

『パンク・ロック/ハードコア・ディスク・ガイド 1975-2003』(2004年~監修本)
『パンク・ロック/ハードコア史』(2007年)
『パンク・ロック/ハードコアの名盤100』(2010年)
を発表<いずれもリットーミュージック刊>。

ミュージック・マガジン、レコード・コレクターズ、CDジャーナル、プレイヤー、ギター・マガジン、ベース・マガジン、クロスビート、EL ZINEなどで執筆中。
                                

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