なめブログ

パンク/ハードコア/ロックをはじめとする音楽のほか映画などにも触れてゆくナメの実験室

BOSTON『Clear As The Sun』

BOSTON『Clear As The Sun』


その名のとおり米国ボストンの“ビッグ・ネーム・ロック・バンド”のライヴ盤。
権利関係はクリアーしているリリースと思しき2枚組だ。

約60分のディスク1にはデビュー作『Boston』リリース1か月後である76年9月27日のオハイオ州での録音の11トラック、
約53分のディスク2には77年3月19日のカリフォルニア州での録音の10トラックを収めているが、
「Foreplay」と「Long Time」を分けているか続けた感じで1トラックにしているかの違いで、
実質的に同じ曲数だ。
曲順が多少違えどセットリストはほとんど同じだが、
「Don’t Be Afraid」と「This Time」がそれぞれ片方にしか入ってない曲である。


音質はまずまず。
ディスク1は全体的にテンポがやや遅く感じられるが、
ディスク2を聴くと曲が微妙に加速しているのが興味深い。

78年のセカンドの『Don’t Look Back』でレコーディングする、
「A Man I'll Never Be」と「Don’t Be Afraid」を初期ヴァージョンのアレンジで既にやっているのも興味深い。
未発表曲の「This Time」「Shattered Images(Help Me)」「Television Politician」も聴きどころで、
「Television Politician」は『Live Agora Cleveland 1976』でもやっているから当時のライヴの定盤だったようである。

プログレ云々とも呼ばれ続けているバンドだが、
スタジオ録音盤の忠実な再現なんか眼中にないパフォーマンスだし、
2つのライヴを聴き比べるとアレンジが違う曲も多い。
基本的にはいい意味でアメリカンなノリノリのポップ・ハード・ロックンロールだと再認識するCDだ。


★BOSTON『Clear As The Sun』(F.M.I.C FMIC032)2CD
内側にライナーが載った二つ折り紙ジャケット仕様。


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行川和彦

Author:行川和彦
                                             Hard as a Rockを座右の銘とする、
音楽文士&パンクの弁護人。

『パンク・ロック/ハードコア・ディスク・ガイド 1975-2003』(2004年~監修本)
『パンク・ロック/ハードコア史』(2007年)
『パンク・ロック/ハードコアの名盤100』(2010年)
を発表<いずれもリットーミュージック刊>。

ミュージック・マガジン、レコード・コレクターズ、CDジャーナル、プレイヤー、ギター・マガジン、ベース・マガジン、クロスビート、EL ZINEなどで執筆中。
                                

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