なめブログ

パンク/ハードコア/ロックをはじめとする音楽のほか映画などにも触れてゆくナメの実験室

Night of Music Explorers『NoME Ⅱ』

FDR1035NoME2j.jpg


2013年から始まったライヴ企画名を冠した“バンド”による、
『Night of Music Explorers』以来の2年3ヵ月ぶりのセカンド。

今回プレイしているのは以下の6人だ。
●ヤマジカズヒデ(g/元DIP THE FLAG、現dipほか)、
●ヒゴヒロシ(b/元3/3、MIRRORS、CHANCE OPERATION、FRICTION、
現・渋さ知らズ、MAJIKA~NAHARUほか)、
●藤掛正隆(ds/元ZENI GEVA、#9、現・渋さ知らズ、edge、MAJIKA~NAHARUほか)
という前作の全曲で演奏していたミュージシャンの他、
●森川誠一郎(vo、サウンド・エフェクツ/ZOA、現・血と雫ほか)、
●ラピス(g/元FRICTION、現MAJIKA~NAHARU、LAPIZ TRIOほか)、
●秋山勝彦(シンセサイザー、マラカス/元P-MODEL、HERE IS EDEN、現AFTER THE RAIN)
という前作の数曲で演奏していたミュージャンに加え、
●宙也(vo/ALLERGY、De-LAX、LOOPUSほか)
も参加している。

今回の音源は、
2015年と2016年に東京・高円寺のライヴ・ハウスであるショーボートで行なったライヴからの抜粋だ。
基本的にインプロヴゼイションらしく綱渡りの音のやり取りが収められているが、
大半の曲はソングライターのクレジットが入っており、
藤掛が編集とミックスを行なって流れを付けた“6曲入り”のアルバムとしてまとめられている。

個性の衝突というよりは調和を考慮したようなプレイだ。
STOOGESっぽい曲あり、
初期SOUNDGARDENっぽい曲ありだが、
デュエットも聴かせる宙也と森川のヴォーカル入りの4曲は日本のポスト・パンクのテイストを感じる。
ヘルマン・ヘッセの名がクレジットされた曲で語りがリードする「Schmetterling」をはじめとして、
演劇的な要素も強い。
一方でヘヴィかつ荘厳なパワフル・ロック・チューンのオープニング・ナンバーと、
“アンビエント・ロック”とも言いたくなるラスト・ナンバーは、
演奏のみで持っていって意味性から解き放たれていてダイナミックである。

まだまだ突き抜けられそうな可能性を感じる一枚。


★Night of Music Explorers『NoME Ⅱ』(FULLDESIGN FDR-1035)CD
内ジャケットにオリジナル曲の3曲の歌詞が載った薄手のプラケース仕様の約43分6曲入り。


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行川和彦

Author:行川和彦
                                             Hard as a Rockを座右の銘とする、
音楽文士&パンクの弁護人。

『パンク・ロック/ハードコア・ディスク・ガイド 1975-2003』(2004年~監修本)
『パンク・ロック/ハードコア史』(2007年)
『パンク・ロック/ハードコアの名盤100』(2010年)
を発表<いずれもリットーミュージック刊>。

ミュージック・マガジン、レコード・コレクターズ、CDジャーナル、プレイヤー、ギター・マガジン、ベース・マガジン、クロスビート、EL ZINEなどで執筆中。
                                

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