なめブログ

パンク/ハードコア/ロックをはじめとする音楽のほか映画などにも触れてゆくナメの実験室

VELVET UNDERGROUND『Boston Tea Party, Jan 10th 1969』

Boston Tea Party, Jan 10th 1969


これまた非オフィシャル・リリースながら権利関係はクリアしていると思しきタイトルどおりのライヴ盤。
ディスク1が49分51秒、
ディスク2 が39分14秒の2枚組CDである。
ヴォーカルは遠いが、
リマスタリング効果か楽器の音は各パートよく聞こえ、
ある程度のマニアならば問題ない音質だろう。

サードの『The Velvet Underground』のレコーディング終了直後でリリースする2か月前のステージ。
「I'm Gonna Move Right in」や「I Can’t Stand It」といったアルバム未収録曲をやっているほどだから、
発売前のオリジナル・アルバムの曲をやることは当たり前のバンドだった。
新しくできた曲をすぐ観客に聴かせるバンドだったし、
しかも現在進行形のアレンジで披露するバンドだった。

VELVET UNDERGROUNDはジョン・ケイルが去って過激な音が薄らいだともされるが、
少なくてもライヴは荒々しかったことがわかる。
モーリン・タッカーのドラム/パーカッションが目立つ音のバランスも相まって、
かなりパーカッシヴなサウンドなのだ。
ゴツゴツしている。

最後は約21分の「Sister Ray」で、
セカンドの『White Light/White Heat』のヴァージョンに比較的近いアレンジなのも興味深い。
元気になる。
いまだ“ヒント”になるネタがあちこちだと気付かされた実況録音盤である。


★VELVET UNDERGROUND『Boston Tea Party, Jan 10th 1969』(SPYGLASS SPY2CD3001)2CD
ライナーと写真が載った8ページのブックレット封入。


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Author:行川和彦
                                             Hard as a Rockを座右の銘とする、
音楽文士&パンクの弁護人。

『パンク・ロック/ハードコア・ディスク・ガイド 1975-2003』(2004年~監修本)
『パンク・ロック/ハードコア史』(2007年)
『パンク・ロック/ハードコアの名盤100』(2010年)
を発表<いずれもリットーミュージック刊>。

ミュージック・マガジン、レコード・コレクターズ、CDジャーナル、プレイヤー、ギター・マガジン、ベース・マガジン、クロスビート、EL ZINEなどで執筆中。
                                

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