なめブログ

パンク/ハードコア/ロックをはじめとする音楽のほか映画などにも触れてゆくナメの実験室

DAUGHTERS『Daughters』

ドーターズDYMC-116


LIGHTNING BOLTで知られる米国東海岸ロードアイランド州プロヴィデンスの“オルタナティヴ・コア・バンド”。
3年ほど前には“independence-D”フェスなどで来日公演を行なっており、
これはサード・アルバムだ。

ISISのフロントマンであるアーロン・ターナーのHYDRA HEAD Recordsがリリースした作品ならではの、
パンク/ハードコア以降の“ヘヴィ・ミュージック進化形サウンド”とも言える。
だが突然わきの下に中指を突っ込まれるみたいにたっぷりと変態だ。
BUTTHOLE SURFERS、LOCUST、BIG BLACK、LIGHTNING BOLTの乱交プレイ、
いや紳士が一人SMプレイしているみたいな“KYオルタナティヴ・ヘヴィ・ミュージック”。
CUREやCHRISTIAN DEATHがくねくねしながら内股で歌っているみたいに、
男性ヴォーカルが天然で悩ましいのである。

前2作よりも迷宮入りしたようで実は突き抜けている。
音そのものはメリハリがあってポップですらある。
リズムが変則的ながらもドラムがダイナミックにビシッ!とキメまくるから、
たとえ脱線しても引き締まっている。

古典的な佇まいの御婦人方が白布で鼻を押さえたり頬を覆ったりしているアートワークは、
東京公演の会場をツバでベトベトにした伝説を誇るバンドだから、
DAUGHTERSのモロモロの体液にヤられてしまったかのようだ。
音の体液濃度も実に高い。


★ドーターズ『ドーターズ』(デイメア・レコーディングス DYMC-116)CD
日本盤はボーナス・トラック1曲追加で約29分9曲入り…には思えぬヴォリューム感で迫る。
歌詞の和訳付。


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行川和彦

Author:行川和彦
                                             Hard as a Rockを座右の銘とする、
音楽文士&パンクの弁護人。

『パンク・ロック/ハードコア・ディスク・ガイド 1975-2003』(2004年~監修本)
『パンク・ロック/ハードコア史』(2007年)
『パンク・ロック/ハードコアの名盤100』(2010年)
を発表<いずれもリットーミュージック刊>。

ミュージック・マガジン、レコード・コレクターズ、CDジャーナル、プレイヤー、ギター・マガジン、ベース・マガジン、クロスビート、EL ZINEなどで執筆中。
                                

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