なめブログ

パンク/ハードコア/ロックをはじめとする音楽のほか映画などにも触れてゆくナメの実験室

RUIDOSA INMUNDICIA『Huellas De Odio』

ruidosainmundicia.jpg


南米チリ出身の女性シンガーを擁したオーストリア拠点のハードコア・パンク・バンド。
EL ZINE誌 Vol.5の巻頭インタヴューも飾っていたバンドで、
2枚の7”EPと1枚のスプリットLPに続いて出した8曲入りの最新7”EPだ。


今回も間違いなし!である。
ベーシックなスタイルなのだが、
古いだの新しいだのをエナジーが忘れさせる。
歯切れのいい録音状態ゆえか良い意味ですっきりしていて、
誤解を恐れずに言えば“ポップ”にハジけてもいる。
MELT-BANANAのメンバーがLOS CRUDOSの大ファンだったことを思い出したが、
こういったニュアンスが、
80年代でもなく90年代でもなく現在進行形のピュアな感覚の一つだ。

加速するギターと太いドラム/ベースのデッドヒートで一気にラストまで飛ばす中、
スペイン語の歌詞もなめらかに聴かせるヴォーカルがリズミカルに気持ちよく言葉を投げつける。
なんたって元気だ。
しなやかなシャウトはやっぱり女性ならでは。
こういう走りを強靭と言うのだろう。

20年ぐらい前にIDORAやNUKEY PIKESなどの日本のバンドのレコードも出した
ドイツのレーベルからのリリースというのも興味深い。

4月には、
横須賀/横浜拠点のハードコア・パンク・バンドで、
8曲入りCD『Progress For Future』をSYSTEMATIC DEATHのドラマーのFADE-IN Recordsから出した、
THINK AGAINと日本ツアーを行なうとのこと。
楽しみだ。


★RUIDOSA INMUNDICIA『Huellas De Odio』(HEARTFIRST BEAT 042)7”EP
ジャケットに印刷された文字は色違いのものもあり。
今までの作品と同様にパッケージ自体も表現になっている存在感十分の作りもうれしい。


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行川和彦

Author:行川和彦
                                             Hard as a Rockを座右の銘とする、
音楽文士&パンクの弁護人。

『パンク・ロック/ハードコア・ディスク・ガイド 1975-2003』(2004年~監修本)
『パンク・ロック/ハードコア史』(2007年)
『パンク・ロック/ハードコアの名盤100』(2010年)
を発表<いずれもリットーミュージック刊>。

ミュージック・マガジン、レコード・コレクターズ、CDジャーナル、プレイヤー、ギター・マガジン、ベース・マガジン、クロスビート、EL ZINEなどで執筆中。
                                

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