なめブログ

パンク/ハードコア/ロックをはじめとする音楽のほか映画などにも触れてゆくナメの実験室

V.A.『“Solitary Mutant Series”part one』

Solitary mutant series part one


米国の異形の“アヴァン・パンク”アーティストを収めたオムニバス・アルバム。

以下の4組が入っている。
●Jamie Easter(元LITTLE CLAW、PIRANHAS)
●Timmy Zorganizm(HUMAN EYE、CLONE DEFECTS)
●Mac Blackout(元FUNCTIONAL BLACKOUTS、DAILY VOID、MICKY)
●Christopher Ilth(元FUNCTIONAL BLACKOUTS、DAILY VOID)

アンダーグラウンドながらも面白いことをやっている人たちだ。
2000年代後半以降の現在進行形パンク・ロックを体現してきてCDも出している
FUNCTIONAL BLACKOUTS~DAILY VOID以降の、
フリーキーなサウンドが蠢く。
ソロ・アルバムも数枚リリースしているMac Blackoutの奇才ぶりが際立つが、
トータルで完全に共振している。

VELVET UNDERGROUNDの『White Light/White Heat』、
イギー・ポップの『Idiot』、
SUICIDE、
SCREAMERS、
初期CABARET VOLTAIRE
の流れを感じるアナログな実験性とサイコな感覚。
ポスト・ロック以降の音楽的無臭性は潔癖症の表れだが、
そんなものとは対極の鼻の奥をくすぐる匂いがプンプン。
なにせ生々しいのだ。

Jamie Easterが在籍したLITTLE CLAWのアルバムも出している、
サーストン・ムーア(SONIC YOUTH)のECSTATIC PEACE! Records周辺のアーティストにも通じる。
けどオルタナとは言いたかない。
アートというより原初的パンクである。


★V.A.『“Solitary Mutant Series”part one』(BAD SHIT 10)LP
カラーのインナー・シート付。


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行川和彦

Author:行川和彦
                                             Hard as a Rockを座右の銘とする、
音楽文士&パンクの弁護人。

『パンク・ロック/ハードコア・ディスク・ガイド 1975-2003』(2004年~監修本)
『パンク・ロック/ハードコア史』(2007年)
『パンク・ロック/ハードコアの名盤100』(2010年)
を発表<いずれもリットーミュージック刊>。

ミュージック・マガジン、レコード・コレクターズ、CDジャーナル、プレイヤー、ギター・マガジン、ベース・マガジン、クロスビート、EL ZINEなどで執筆中。
                                

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