なめブログ

パンク/ハードコア/ロックをはじめとする音楽のほか映画などにも触れてゆくナメの実験室

LA URSS『Mecanismo』

laurss_mecanismo.jpg


女性ヴォーカルを擁するスペインのパンク・バンドが、
ファースト・アルバムに続いてリリースした昨年録音の4曲入り。

いい感じでやわらかみを帯びた妖しい香りのサウンドで、
アメリカ産とは一味違う憂いを秘めたなかなか独創的なパンク・ロックである。
抑揚ついたヴォーカルもサーフがかったギターもひっくるめて
DEAD KENNEDYSが頭をよぎり、
DAMNEDのグラム感とロックンロール感覚も含み、
日本のSISTER PAULも思い出す。
スペイン語のクセの強い響きで声がダンスしている歌唱も個性的だし、
わざとらしくなく針が振り切れているから潤いもたっぷりなのだ。

トータル8分ほどだが、
4曲だけで一つのドラマを作り上げている聴き応え十分のEPである。


★LA URSS『Mecanismo』(LA CORPORACION 885 667-7)7”EP
厚手のインナー・シート付。
これまたジャケットが味わい深い紙質だ。


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コメント

是非チェックしてみます。
最近はポーランドの「FIGHT」ばかり聴いています。女性ボーカルは何かが違う感じがします。ポリティカルやらクラストやら時には哀愁漂うメロディーに酔いしれるからです。

行川さん、単行本を是非とも宜しくお願いします☆☆

最近スペインのバンドのレコードよく見かけますね。
私もちょこちょこ買ってます。
個人的にヨーロッパの国々の独特の語感って妙にハマってしまい、それが女性ボーカルとなるとついカートに投入してしまいます。
私の地元でも最近女性ボーカルのバンドがジワジワ増えてきて喜ばしい限りです。

書き込みありがとうございます。

>ITOさん
ポーランドのFIGHTはぼくも好きです。例外もありますが、女性ヴォーカルは発想が柔軟なことが多くて、それは女性の演奏者/バンドにも言えるかと思います。本は簡単に出せるわけではないですが、まさにがんばります。

>chumbaさん
90年代まではあまり印象的なスペインのバンドには出会わなかったのですが、2000年代以降目立ってきた感じです。女性ヴォーカルとヨーロッパの語感の妙味、いいですね。スウェーデンにしてもポーランドにしても。

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行川和彦

Author:行川和彦
                                             Hard as a Rockを座右の銘とする、
音楽文士&パンクの弁護人。

『パンク・ロック/ハードコア・ディスク・ガイド 1975-2003』(2004年~監修本)
『パンク・ロック/ハードコア史』(2007年)
『パンク・ロック/ハードコアの名盤100』(2010年)
を発表<いずれもリットーミュージック刊>。

ミュージック・マガジン、レコード・コレクターズ、CDジャーナル、プレイヤー、ギター・マガジン、ベース・マガジン、クロスビート、EL ZINEなどで執筆中。
                                

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