なめブログ

パンク/ハードコア/ロックをはじめとする音楽のほか映画などにも触れてゆくナメの実験室

DEATHRATS『Give Up』

DEATHRATS.jpg


女性ヴォーカルを擁する米国のハードコア・パンク・バンドのセカンドEPにあたる2枚目の作品。

ワシントンDC拠点とはいえDISCHORD Records臭さはゼロ以下の完全な新世代。
もちろんそのへんの初期ハードコアぐらいは聴いてきているだろうが、
DARKEST HOURとはまったく違ったアプローチとはいえ、
イアン・マッケイ(MINOR THREAT~FUGAZI)信者ではないことが伝わってくる。

スラッシュ(≠メタル)な勢いのハードコア・パンクとはいえ、
デビューEPとはまた違った印象。
似ているわけではないが、
GAUZEのような凝った曲展開とスピード感で、
日本のスラッシュ・パンクに通じるポイントを押さえた曲作りが光る。
一曲一曲違うから起伏があり、
6曲しか入ってない7”EPにもかかわらずミニ・アルバムと言いたくなる聴き応え。

押しつぶされた感情を叩きつけるヴォーカルは
“I’m too fucking bored”なフラストレイションに打ち震えている。
プリミティヴな“ファック・ユー!”アティテュード。
“ヤツラ”がどーのこーのじゃない。
“あたし”と“あんた”の対峙。
そういう意味でNEGATIVE APPROACHに通じるタイマン勝負の気概もたまらないのであった。


★DEATHRATS『Give Up』(TO LIVE A LIE)7”EP+DLクーポン
曲同様に一続きで続られた手書き書体の歌詞カード付。


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コメント

是非チェックしてみます。 っがもうビール買う金も無いっす...。行川さんのアップした画像見ながら想像します(笑)

ITOさん、書き込みありがとうございます。
各国から新しい音源がどんどん出てきてなかなか追いつけないですね。

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行川和彦

Author:行川和彦
                                             Hard as a Rockを座右の銘とする、
音楽文士&パンクの弁護人。

『パンク・ロック/ハードコア・ディスク・ガイド 1975-2003』(2004年~監修本)
『パンク・ロック/ハードコア史』(2007年)
『パンク・ロック/ハードコアの名盤100』(2010年)
を発表<いずれもリットーミュージック刊>。

ミュージック・マガジン、レコード・コレクターズ、CDジャーナル、プレイヤー、ギター・マガジン、ベース・マガジン、クロスビート、EL ZINEなどで執筆中。
                                

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