なめブログ

パンク/ハードコア/ロックをはじめとする音楽のほか映画などにも触れてゆくナメの実験室

CRIATURAS『Oscuridad Eterna』

CRIATURAS.jpg


女性ヴォーカルを擁する米国テキサスのハードコア・パンク・バンドが、
デビューEPに続いて放ったファースト・アルバム。
これまでの音源よりもタイトにまとまっていてファン層を広げそうだ。

簡潔なギター・ソロも挿入するMOTORHEAD系のロッキン・テイストと
82年のDISCHARGEのようなD-beat色が強まっていて、
曲のフックも増した小気味いいハジけた音で走る。
声と音の絡みがわかりやすくキャッチーという意味で
日本のハードコア・パンクにも通じるサウンドに仕上がっている。
勢い一発!とは一味違い、
緩急織り交ぜたソングライティングをはじめとして丁寧に作られたアルバムだ。

線が細めで時にキュートにも聞こえるヴォーカルのシャウトはクールな佇まいで、
スペイン語と思しき言葉を繰り出して宙に飛ばす。
ヒスパニック系ハードコア特有のクセの強さがあまりないのもポイント。
いわゆるメロディアスな曲ではないからスタイルは違うが、
ASSASSINATORSやKALASHNIKOVあたりの、
欧州の女性ヴォーカルの現行メロディック・パンクが好きな人のツボもくすぐる
フック十分でパワフルな一枚。


★CRIATURAS『Oscuridad Eterna』(TRABUC 044)LP
インナー・シート封入。
実際のジャケットは↑の画像よりも画のインクが薄めで黒がつぶれてないです。

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コメント

連続での女性ボーカル、感謝しますo(^-^)o

自分にマストなので是非とも購入して、1982年のdischargeを体感してみます!!

今は、ジャケット見てるだけでグレイトです!!

ITOさん、書き込みありがとうございます。
82年後半のDISCHARGEのカッチリした感覚かもしれませんが、ヴォーカルがダーティではないのもポイントです。

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行川和彦

Author:行川和彦
                                             Hard as a Rockを座右の銘とする、
音楽文士&パンクの弁護人。

『パンク・ロック/ハードコア・ディスク・ガイド 1975-2003』(2004年~監修本)
『パンク・ロック/ハードコア史』(2007年)
『パンク・ロック/ハードコアの名盤100』(2010年)
を発表<いずれもリットーミュージック刊>。

ミュージック・マガジン、レコード・コレクターズ、CDジャーナル、プレイヤー、ギター・マガジン、ベース・マガジン、クロスビート、EL ZINEなどで執筆中。
                                

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