なめブログ

パンク/ハードコア/ロックをはじめとする音楽のほか映画などにも触れてゆくナメの実験室

NAPALM DEATH/CONVERGE split 7”EP

ND C


今日から日本ツアーを行なうNAPALM DEATHと、
CONVERGEが今年初頭にレコーディングした未発表音源を2曲ずつ収めた7”レコード。
遅ればせながらようやくゲットして聴いたが、
お互いが競い合っているかのような非常にグレイトな出来だから
無くなる前にゲットしておくことをオススメする。

NAPALM DEATHは今年リリースした最新作『Utilitarian』の後の録音。
ここ数年ずっとアルバムをプロデュースしているラス・ラッセルではなく、
シェーン・エンバリー(b)も関わるANAAL NATHRAKHも手掛けた
ジェイムズ・ワルフォードがバンドとプロデュースしているのがポイントで、
CDではなくレコードということも相まって彫りが深く奥行き十分の音像がまず素晴らしい。
ソングライティングも言うことなく、
1曲目の「Will By Mouth」は押せ押せで、
2曲目の「No Impediment To Triumph(BHOPAL)」は
90年代後半のNAPALM DEATHを変則リズムも絡めてアップデートしたみたいでこれまたカッコいい。
早くも次のアルバムが楽しみ!と言いたいほど絶好調が止まらないのであった。

CONVERGEも気合十分で近い将来にリリースされる新作への期待を抱かせる。
1曲目の「No Lights Escapes」は『Jane Doe』以前の激烈チューンを簡潔に凝縮したかの如き激速ナンバー。
まだまだ全然イケる惚れ直した。
2曲目の「Wolverine Blues」は2009年12月の東京公演の際にも披露したカヴァーで、
9月に来日公演を行なうIMPERIAL STATE ELECTRICのニッケ・アンダーソン在籍時のENTOMBEDが
デス・メタルからデス&ロールの色を強めた93年の曲。
このブログでも多数紹介しているカート・バルー(g、vo)がプロデュースしたバンドたちの作品の音に
ENTOMBEDのニュアンスがよく表れているのも納得のテイクで、
近作に漂っていたポスト・ロック臭さからロッキンな方向に
CONVERGEが舵を切っていることも想像できるほど興味深い。

能書きに頼らずサウンドそのものですべてをねじふせる強力作である。


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行川和彦

Author:行川和彦
                                             Hard as a Rockを座右の銘とする、
音楽文士&パンクの弁護人。

『パンク・ロック/ハードコア・ディスク・ガイド 1975-2003』(2004年~監修本)
『パンク・ロック/ハードコア史』(2007年)
『パンク・ロック/ハードコアの名盤100』(2010年)
を発表<いずれもリットーミュージック刊>。

ミュージック・マガジン、レコード・コレクターズ、CDジャーナル、プレイヤー、ギター・マガジン、ベース・マガジン、クロスビート、EL ZINEなどで執筆中。
                                

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