なめブログ

パンク/ハードコア/ロックをはじめとする音楽のほか映画などにも触れてゆくナメの実験室

原爆オナニーズ『WE ARE THE GENBAKU ONANIES~素晴らしきthe原爆オナニーズの世界』

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紙ジャケットに収まった9枚のCDと1枚のDVDが
ドイツのLA DUSSELDORFの『Viva』へのオマージュみたいなデザインのパッケージに包まれた、
THE 原爆オナニーズの結成30周年記念企画盤。
5000字ほどライナーを書かせてもらいました。


10枚のディスクの中身は以下のとおり。
①『JUST ANOTHER the 原爆オナニーズ』[7トラック入りCD]
②『NOT ANOTHER the 原爆オナニーズ』[5トラック入りCD]
③『ONANIES AT LAST:パンクロックの素晴らしき世界』[7曲入りCD]
④『GENBAKU HEAD QUARTERS[12曲+お楽しみシークレット・トラック4曲入りCD]
⑤『ON TIME(LIVE AT OPEN HOUSE)』[12曲入りCD]
⑥『DESERT ISLAND DISC』[12曲入りCD]
⑦『ALL THE WAY』[11曲入りCD]
⑧『STEP FORWARD』[12曲入りCD]
⑨『“血管ぶっち切れ”13.Mar.1993. At La Mama』[18曲入りCD]
⑩『“血管ぶっち切れ”19.May.2012. At La Mama』[10曲入りDVD]

ファースト・アルバム『NUCLEAR COWBOY』とライヴLP『O'DD ON LIVE ITSELF』以外の、
84年リリースのデビューEPの①から97年リリースの⑧までの単独作の音源はすべて入っている。
⑨と⑩は未発表ものでタイトルどおりの内容。
⑩は当日のライヴのすべてではなく抜粋で、
THE 原爆オナニーズの現メンバーに、
83~2001年に在籍のシゲキ(g~3曲目から)と85年に在籍のタツヤ(ds、vo~6曲目から)も加勢し、
ツイン・ギター+ツイン・ドラムという総勢6人のレアなステージも楽しめる。


各々の紙ジャケットのデザインや体裁は、
元々のリリースがレコードだった①~③はオリジナル・ジャケットの作りにならい、
①~⑧にはジャケットに溶け込んだデザインの帯が加えられている。
オリジナル・リリースに封入されていたインナー・シートやブックレットは復刻されてないが、
今回各々新たに
当時のライヴのチラシが数枚デザインされて裏に詳細なクレジットが載ったインナー・シートを封入。

音盤以外には以下のものが封入されている。
●『JUST ANOTHER the 原爆オナニーズ』発売時にもらえたポスターの12面折りでのミニチュア復刻
●『NOT ANOTHER the 原爆オナニーズ』発売時にもらえたプラスチック・バッヂの缶バッヂ復刻
●『ONANIES AT LAST:パンクロックの素晴らしき世界』に付いていた森永乳業の牛マーク風のステッカー
●エディー(b、vo)が創設メンバーの一人だったSTAR CLUBの始まりの77年をプロローグにした
THE 原爆オナニーズ周辺の2012年までの詳細なファミリー・ツリー
+緻密なディスコグラフィー


マスタリングなどについてだが、
『JUST ANOTHER~』『ALL THE WAY』『STEP FORWARD』は従来マスターの音で、
タイロウ(vo)が個人的に音をいじりたくなかったため音を全く“修正”してない。
①~⑧の中で他の5枚は完全に音をリマスターしており、
特に『NOT ANOTHER』『GENBAKU HEAD QUARTERS』『ON TIME』は、
細部にわたり音像のバランスを見直してリマスターというよりリミックスに近いという。
『ONANIES AT LAST』『DESERT ISLAND DISC』は、
音の位置はそのままで高域と低域に関してレコードで云うカッティングレベルの調整をしてみたらしい。
今までの音源と比べるとスカッと抜けた感じになっているけど重心のしっかりした作りにしたとのことだ。
だから聴き馴染んだ作品でも新たな発見あり!で、
どの時代も世界的なレベルで音楽的に新しいことをやってきていることが再認識できる。

タイロウが“パンク”よりも“パンク・ロック”という言葉を好んで使うのも納得の、
パンク以前にロックとして聴き応えたんまりのブツである。


PS
11月10日に、
タイロウから聞いた音のマスタリングなどについての情報を書き加えました。


★原爆オナニーズ『WE ARE THE GENBAKU ONANIES~素晴らしきthe原爆オナニーズの世界』(ユース YOUTH-192)9CD+1DVD


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行川和彦

Author:行川和彦
                                             Hard as a Rockを座右の銘とする、
音楽文士&パンクの弁護人。

『パンク・ロック/ハードコア・ディスク・ガイド 1975-2003』(2004年~監修本)
『パンク・ロック/ハードコア史』(2007年)
『パンク・ロック/ハードコアの名盤100』(2010年)
を発表<いずれもリットーミュージック刊>。

ミュージック・マガジン、レコード・コレクターズ、CDジャーナル、プレイヤー、ギター・マガジン、ベース・マガジン、クロスビート、EL ZINEなどで執筆中。
                                

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