なめブログ

パンク/ハードコア/ロックをはじめとする音楽のほか映画などにも触れてゆくナメの実験室

RITES OF SPRING『Six Song Demo』

RITES OF SPRING


後にFUGAZIのメンバーになるギー・ピチョット(vo、g)とブレンダン・キャンティ(ds)、
後にDRAG CITY Records周りの様々なレコーディングに参加するマイク・フェロウズ(b)、
元FAITHのエディー・ジャニィ(g)を擁した米国ワシントンDCのバンドによる6曲入りのデモ。
84年4月のレコーディングで、
イアン・マッケイ(MINOR THREAT~FUGAZI~EVENS)がプロデュースし
その界隈のシーンではお馴染みのドン・ジェンタラによるインナー・イアー・スタジオでの録音だ。

ポスト・ハードコアというよりはメロディアスなパンク・ロックで、
やはりエモーショナルなパンク・ロックである。
ここからDAG NASTYなどにつながったんだなと実感できるサウンドだ。
BUZZCOCKSを思わせるギターのメロディも印象的だが、
ブリティッシュ・ビートや60年代のポップスやパワー・ポップの要素も強かった70年代の多くのパンク・ロックとは
明らかに違う。
ハードコア・パンク以降のヴォーカリゼイションだし、
万人受けするパンクとは違う喉元に引っ掻かる音のクセの強さが実にチャーミングだ。

すべて当時EPやLPで発表した曲だし、
それらの曲をまとめたCD『End On End』を聴くのが先だが、
曲間にプニョプニョした音が入っているのも面白い作りでファンなら持っておきたい“生硬盤”。


★RITES OF SPRING『Six Song Demo』(DISCHORD dis 176cd)CD
二つ折りの紙ジャケットもCDの盤面も渋い手触りに仕上がっているのもDISCHORD Recordsならでは。


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行川和彦

Author:行川和彦
                                             Hard as a Rockを座右の銘とする、
音楽文士&パンクの弁護人。

『パンク・ロック/ハードコア・ディスク・ガイド 1975-2003』(2004年~監修本)
『パンク・ロック/ハードコア史』(2007年)
『パンク・ロック/ハードコアの名盤100』(2010年)
を発表<いずれもリットーミュージック刊>。

ミュージック・マガジン、レコード・コレクターズ、CDジャーナル、プレイヤー、ギター・マガジン、ベース・マガジン、クロスビート、EL ZINEなどで執筆中。
                                

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