なめブログ

パンク/ハードコア/ロックをはじめとする音楽のほか映画などにも触れてゆくナメの実験室

KURRAKA『Hermanas De La Oscuridad』

KURRAKA.jpg


米国テキサスのCRIATURASの女性シンガーがヴォーカルとギターを務めるパンク/ハードコア・トリオが、
デモ・カセットに続いてリリースした4曲入りの初の音盤。

気合い満々の種が浸透する前の80年代前半の日本のハードコア・パンク直系の曲で、
勢い一発!ではなく構成が行き届いた展開をしている。
ミッド・テンポのパートは英国のRUDIMENTARY PENIっぽくもあるが、
あそこまで暗黒じゃない。
もっと言えば全体が日本のADK Recordsのアメリカン解釈で、
“MASTURBATION + 奇形児 meets NURSE”といっても過言ではない曲だ。
アートワークだけでなく、
ハードコアの枠からぬるりと抜け出る舌足らずのヴォーカルとポップな“フェイント”と素朴な風情は、
特にNURSEがチラチラチラチラ頭をよぎる。

ヒスパニック系のメンバーを含むバンドのようで、
スペイン語と思われるから歌詞の意味は調べないとくみとれないが、
レコードのタイトルをスペイン語の翻訳ソフトで調べてみたら“暗さの姉妹”と表示された。
女性メンバーだけではないと思われるが、
ぼくも含めてとかく頭が固いオトコだけのバンドにはない摩訶不思議な味が気になって引っかかる一枚。


★KURRAKA『Hermanas De La Oscuridad』(TODD DESTRUIDO TD-020)7”EP
しっかりした作りの歌詞カード封入。


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コメント

カッコイイですよね!


カセットも含めて、最近もヘビーに廻しています(^O^)

ホント、何かひっかかる感じですよね。曲によっては、ナルミさん時代のGASを思い出しました。この後が聴きたいバンドっていう感じです。行川さん、生放送、SONIC REDUCERのラフミックス的なノリでブッ飛ばしてください。

書き込みありがとうございます。
>ITOさん
さすがチェックされていますね。ぼくもカセットも持っています。
>かくさん
あーGAS・・・なるほど。あの時代の日本のパンク/ハードコアのひねり具合の面白さがありますね。
DEAD BOYSは外してしまいましたが、ラジオの生放送出演はとても楽しかったです。寺岡さんや関係者の方々に絶妙のサポートもしていただきましたし。色々発見がありました。番組の別のコーナーに出演したKATOMANともスタジオ内で話したのですが、ラジオの可能性の大きさを再認識しました。

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行川和彦

Author:行川和彦
                                             Hard as a Rockを座右の銘とする、
音楽文士&パンクの弁護人。

『パンク・ロック/ハードコア・ディスク・ガイド 1975-2003』(2004年~監修本)
『パンク・ロック/ハードコア史』(2007年)
『パンク・ロック/ハードコアの名盤100』(2010年)
を発表<いずれもリットーミュージック刊>。

ミュージック・マガジン、レコード・コレクターズ、CDジャーナル、プレイヤー、ギター・マガジン、ベース・マガジン、クロスビート、EL ZINEなどで執筆中。
                                

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