なめブログ

パンク/ハードコア/ロックをはじめとする音楽のほか映画などにも触れてゆくナメの実験室

WORLD BURNS TO DEATHとBLOWBACKの7”レコード

8月に“秋実緊演ツアー”を行なったハードコア・パンク・バンドの、
テキサスのWORLD BURNS TO DEATHと新潟のBLOWBACK絡みの7”レコードが2枚リリースされている。

hg255.jpg
↑の画像のジャケットはWORLD BURNS TO DEATH2曲入りの単独作(H.G.ファクト HG-255)。
「戦争はいつまでも続くであろう...」「黒が太陽と化す」という“邦題”が、
つるつるの紙質の裏ジャケットに手書き字体で書かれている。
CONFLICTも思い出す矢継ぎ早なヴォーカルとDEATH SIDEの流れを感じさせるビートで畳みかけつつ、
一曲一曲をドラマチックに仕上げた丁寧な仕上がりの今年6月のレコーディングである。
頭が三つの獣の画からもイメージできる、
伝統的なジャパニーズ・ハードコア・パンクの獰猛さも十分のサウンドだ。

hg256b.jpg
WORLD BURNS TO DEATHとBLOWBACKとのスプリット7”EP(H.G.ファクト HG-256)も、
ジャケットは光沢紙を使っている(↑の画像はそのBLOWBACK側のアートワーク)。
WORLD BURNS TO DEATHは同じく今年6月の録音でポリティカルな意識を含ませつつ閉塞感を表現。
BLOWBACKもドライヴするハードコア・パンクだが言葉数の多い日本語をクールに加速させ、
粘っこいヴォーカルをはじめとして確固たる個性をキープしつつ決して昔と同じではなく、
ツアーで鍛えた芯の強いサウンドで確実に進んでいる。

最近はパンク/ハードコアのスタイルもヴァリエーションが増えてはいるが、
両バンドとも“ロック”が確実に息づいたサウンドである。
かたいものがないと心に響かない。

2枚それぞれ、
WORLD BURNS TO DEATHの歌詞は和訳、
BLOWBACKの歌詞は英訳が付いているのもありがたいところ。
その訳を参考にしつつオリジナルの歌詞に目を通して見るとまた色々と世界が広がっていくことだろう。
たとえばスプリット7”EPに収録されたWORLD BURNS TO DEATHの曲「Here A Dream Dies Every Day」の
“Feeding Of The 5000”というフレーズ。
英国のCRASSが78年に録音したファースト・アルバムのタイトルにも引っ掛けているのでは?とか、
勝手に想像するのも面白い。


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行川和彦

Author:行川和彦
                                             Hard as a Rockを座右の銘とする、
音楽文士&パンクの弁護人。

『パンク・ロック/ハードコア・ディスク・ガイド 1975-2003』(2004年~監修本)
『パンク・ロック/ハードコア史』(2007年)
『パンク・ロック/ハードコアの名盤100』(2010年)
を発表<いずれもリットーミュージック刊>。

ミュージック・マガジン、レコード・コレクターズ、CDジャーナル、プレイヤー、ギター・マガジン、ベース・マガジン、クロスビート、EL ZINEなどで執筆中。
                                

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